当院では4000症例を超える手術経験をもつ習熟した技術の“眼科専門医”が、高周波メスの使用により、わずか10分ほどの施術で傷あとも残さず『目の下のくま・タルミ・脂肪袋』を半永久的に解消します。
当院における「経結膜脱脂法」はまぶたの内側結膜面のごく小さな箇所から脂肪を取り除くため、皮膚に傷を作ることもなく縫合する必要もありません。ですから、術後の腫れも少なく術直後から化粧もでき翌日からの仕事も可能です。
初めて目の下のクマやタルミの治療をご希望の方はもちろん、他院で目の下の脂肪取りを受け満足できる結果を得られなかった方もお気軽にご相談下さい。
目の下に『くま・タルミ・脂肪袋』ができる理由
目のまわりには、眼球を守るために脂肪(眼窩脂肪)がたくさんついています。年齢とともに、眼球を支える靭帯が弱くなることで、その眼窩脂肪がおされ、徐々に突出してきます。 これにより目の下にふくらみができ、凹凸が出来ることで『目の下のくま・タルミ・脂肪袋』ができてきます。
つまり老化のサインとして目立つものですので、解消することでお顔の印象がぐっと若くなります。
『目の下のくま・タルミ・脂肪袋』の治療法①「経結膜脱脂法」
当院で行っている目の下のくま・たるみ・脂肪袋を解消する手術「経結膜脱脂法」についてご説明します。
従来の下まぶた切開法と問題点
従来の「目の下のくま・たるみ・脂肪袋」解消法は、下まつ毛に沿って皮膚を切開する方法で、膨らみの原因となる脂肪を除去するのと同時に、たるんだ皮膚を切り取って縫合するのが一般的でした。
しかし、実際には、大きな傷と縫合が避けられない皮膚を切り取る方法と、切らない「経結膜脱脂法」と術後の改善度合いにほとんど大きな違いはありません。その上皮膚を切除することで、まぶたが外反(アッカンベー状態)してしまう、涙袋(涙堂)が消失してしまう、または傷跡が目立つというリスクが伴います。
当院の目の下のくま・たるみ解消手術:経結膜脱脂法
当院がおこなう経結膜脱脂法は、目の下のくま・たるみの原因となる眼窩脂肪を皮膚側からではなく、まぶたの裏側(結膜側)から取り除く方法です。4000症例を超える手術経験をもつ習熟した技術の“眼科専門医”が、高周波メスの使用により、わずか10分ほどの施術で傷あとも残さず脂肪を除去します。
重要なポイントは、皮膚に傷を作ることもなく、縫合する必要も全くないことにあります。
『目の下のくま・タルミ・脂肪袋』の治療法②「経結膜脱脂法+リポトランスファー(脂肪移植)」
リポトランスファー(脂肪移植)
「経結膜脱脂法」は突出した眼窩脂肪を除去する事で目の下の凹凸を改善させる事ができる治療です。
しかしふくらみ部分を取り除くだけでは、その下に皮膚のタルミを伴ったくぼみがある場合、それを改善することが出来ません。
当院では、より凹凸をなくし、皮膚のハリ感のある若々しい目の下~頬のラインを作り出すため、脱脂法とあわせてリポトランスファー(脂肪移植)を行うことを推奨しております。
リポトランスファー(脂肪移植)とは、除去した新鮮な脂肪をご自身の血液から加工したW-PRP(PRPページ参照)と混ぜて生着しやすいように処理した後、頬から特殊なカニューレにて目の下のくぼみ部分に注入していく方法です。これによりふくらみを除去するだけではなく、くぼみ部分の改善と同時に皮膚のハリ感も実現し、頬が挙上して総合的に目の下から頬にかけて若々しく見えるようになります。
リポトランスファー(脂肪移植)が必要な理由
1.目の下のタルミがお悩みの場合、多くが下図のように脂肪による膨らみと同時に、その下に皮膚のタルミを伴うくぼみがあるケースが多い。眼窩脂肪を十分に除去することで、その下のくぼみに向かってへこんでしまうリスクがあり、その結果へこみ部分が影になってしまうことがある。また皮膚のタルミ感の改善には至らず、目の下の完全な改善とはいえない。
2.反対に除去が少ないと奥には脂肪が残っている為、早期にたるみが再発してしまう。
3.目の下の完全な改善とは、横から見たとき目の下~ホホのまでがきれいな曲線を描き、皮膚のタルミ感も改善していることであり、除去をしっかり行い再発を予防しつつ、目の下のへこみを作らずホホへの美しいラインを作るには「リポトランスファー(脂肪移植)」を組み合わせるのが理想的な治療法である
『目の下のくま・タルミ・脂肪袋』の症状に合わせたスーパーコンビネーション治療
目の下のくま・タルミの3種類
目の下のクマ・タルミ症状は、おおまかに下記の3タイプに分かれ、それぞれが複合して目の下の症状となっている場 合があります。そのため、当院では適切に判断し、多くの選択肢の中からおひとりおひとりの目の下の状態に適した“スーパーコンビネーション治療”をご提案しております。
『影凹みグマ』の症状
影凹みグマとは、目の下の凹凸が原因で「陰影」によって起こる症状のことで、目の下の膨らみの下側が影となり「影凹みグマ」となります。
目の周りの老化に伴い押し出された「眼窩脂肪」や、生まれつき「眼窩脂肪」が多いことが原因で起こり、一般的に加齢とともに症状は進行します。
目の下が膨らみによりたるんだように見えるため、目の下の皮膚にタルミがない状態でも目の下のタルミのように見えてしまい、いわゆる「疲れ顔」に見えます。
若年層の方でも出現することもあり、除去することでほぼ半永久的に再発することは少なくなります。
影凹みグマの原因は目の下の膨らみだけではないケースも多い
目の下の膨らみだけが影グマの原因となっていることもありますが、それ以外にも原因がある場合があります。
それは、目の下と頬上の境目に生じる段差です。
目の下から頬にかけて(通称ゴルゴラインと呼ばれる付近)、メーラーファットと呼ばれる脂肪の塊があり、頬の膨らみを形成しています。もともとは頬骨の上~下まぶた付近(下まぶたの下端を覆う感じ)にある脂肪で、若い頃は頬の膨らみのピークは下まぶたのすぐ下辺りにあります。(ホホの位置が高い=若さの指標)
しかし加齢により徐々に垂れ下がってくるため、下まぶたの下端が凹み、頬の膨らみの位置が下がり、垂れたメーラーファットによって法令線の部分が膨らみます。
そこにさらに、眼窩脂肪の突出や眼輪筋(瞼を覆う筋肉)のゆるみによる膨らみが増し、頬の膨らみの位置が下がると、その境目にミッドチークライン(通称ゴルゴライン)と呼ばれる窪んだラインが目立ち始めます。
目の下の膨らみやタルミのない方でも、このメーラーファットが痩せたり下垂している場合は目の下の広範囲に「影」ができ、クマの症状となります。
老化や生まれつきの場合もありますが、このメーラーファットの下垂が大きいほど、目の下が膨らんでくると、目の下のクマの症状はさらに目立つことになります。
このように、メーラーファットのボリュームが少なく、目の下に膨らみがある「凹凸の目立つクマ」の場合、一見すると目の下の膨らみだけを「クマ」の原因と考えがちですが、頬の上のメーラーファットのボリューム不足を見逃してならないのが大きなポイントです。
このような症状に対して「経結膜脱脂法」だけを行なった場合、目の下のエリア全体的が凹み、広範囲が影となるために症状が悪化した印象となってしまうため、必ず「リポトランスファー(脂肪移植)法」の併用が必要となります。
『影凹みグマ』の治療法
影凹みグマ ~目の下に膨らみがあるが軽度の場合~
① 経結膜脱脂法で解消できるケース
メーラーファットという目の下の膨らみの下の溝(眼頬溝)から下の皮下脂肪が比較的しっかりとしたボリュームを維持していて、目の下の膨らみが軽度なタイプ。この場合は「経結膜脱脂法」のみで改善します。
② ヒアルロン酸注入・W-PRP注入
影凹みグマはできるが、眼窩脂肪の突出がないか軽度のためふくらみがあまり目立たないタイプ。目の下全体がくぼんでいることが原因のことが多く、この場合は、ヒアルロン酸やW-PRPを注入し、頬から目の下にかけてボリュームをアップすることで適度なふくらみをつくる治療が最適です。
影凹みグマ ~目の下に大きな膨らみがある場合~
① 経結膜脱脂法+リポトランスファー
影凹みグマは、突出する眼窩脂肪だけが原因ではないことが多く、目の下の膨らみと頬の上の高低差(凹凸)によってその境目である眼頬溝が窪み溝になっていることも複合していることが多い。そのため「経結膜脱脂法」で、目の下の膨らみそのものを改善しても、影凹みグマの症状は改善せず、むしろ症状によっては目の下が全体的に窪み、クマの症状が、悪化したように見えることもあるため、「リポトランスファー(脂肪移植)法」の併用により、完璧な美しい目元~ホホのラインを完成させます。
『赤紫グマ』『青グマ』の症状
目の周りには眼輪筋という、目を開けたり閉じたりするための筋肉がありますが、下まぶたの皮膚はとても薄いため、まぶたの直ぐ下にあるこの眼輪筋の赤黒い色合いが影響し、赤紫色~青み帯びた状態に透けて見えることがあります。これが赤紫グマの原因です。
加齢により皮膚が薄くなること、頬骨上の脂肪(メーラーファット)が下垂すること、生まれつき皮膚が薄い場合などがその原因となると考えられます。
当院で行なう「脱脂+リポトランスファー(脂肪移植)法」は、皮膚と眼輪筋の間に脂肪を注入するため、眼輪筋が透けて見えづらくなり、改善する傾向があります。
『赤紫グマ』『青グマ』の治療
① 経結膜脱脂法+リポトランスファー+ヴィーナスタイト
赤紫グマがある場合は、その原因となる眼窩脂肪の突出により眼輪筋の色味がより強調されて目立つ場合が多く、そのため「脱脂術+リポトランスファー」で、眼窩脂肪による内側からの筋肉の押し出しを防ぐ治療が必要です。また、突出する眼窩脂肪量が少量の場合も、「脱脂+リポトランスファー(脂肪移植)法」により、目の下の皮膚と眼輪筋の中間層に新たに脂肪層を形成するため、筋肉が透けて見える現象を抑制する効果があります。また、皮下結合組織コラーゲンの増生作用により新たな皮膚構造の再構築作用がある「ヴィーナスタイト」の併用療法を行うことでさらに治療効果が上がります。
『茶グマ』『目の周りの黒ずみ』の症状
茶グマとは目の下の皮膚にメラニン色素が沈着し茶色くなっている状態です。 多くの場合は目の下と頬の境目周辺に症状が現れることが多いようですが、下まぶたの広い範囲に及んでいるケースもあります。 ご自身では色素沈着が原因で茶グマの症状となっていると思っていても、実は、影凹みグマと茶グマが混在し目の下のクマやタルミが目立っているケースもあります。そのようなケースでは、「脱脂+リポトランスファー(脂肪移植)法」を行なうことで目の下のクマの症状は大きく改善します。
『茶グマ』『目の周りの黒ずみ』の治療
茶グマ ~目の下に膨らみがある場合~
経結膜脱脂法+リポトランスファー+レーザートーニング
茶グマは影凹みグマと混在していることが多いため、「脱脂術+リポトランスファー」で、眼窩脂肪除去により影を無くす必要があります。また、色素沈着が認めれらることも多いため、レーザートーニング治療との併用でメラニンを除去することで影も色ムラもないあかぬけた美しい目元が実現します。
また、目もとをこするなどの刺激と日焼けなど生活習慣の改善、そしてビタミンC点滴及び外用薬の併用が重要となります。
茶グマ ~目の下に膨らみがない場合~
レーザートーニング+ヴィーナスタイト+美肌点滴
メラニン色素が沈着することが原因とされている茶クマの改善には、「レーザートーニング」の治療法や、ビタミンCなどの「美肌点滴」、皮下結合組織コラーゲンの増生・リモデリング(若返り)作用がある「ヴィーナスタイト」の併用療法を行っております。
よくある質問
2~3日程度、軽いゴロツキ感があります。
〇備考:当院が処方する痛み止めのお薬をお飲み下さい。
ごく軽度の腫れが2~3日程度あります。
〇備考:当院から処方している腫れ止め・止血剤のお薬をお飲み下さい。
稀に出現します。個人差があります。
〇備考:内出血が出てしまった場合は、1週間ほどで消えます。
1週間後に経過診察
洗顔は当日から、お化粧は翌日から可能です。コンタクトレンズは1週間後から着用できます。
〇備考:手術部位は触ったり強くこすらないようにしてください。
術後1週間ほど目やにが増えますが問題ございません。
当日は、シャワーが可能です。入浴はお控えください。
〇備考:身体を温めますと腫れの原因になりますので、術後1週間は長風呂、サウナ等はお控えください。